経営者のリアル相談室お金・財務
株主になるなら、何を見る?お金の使い方に表れる経営者の姿勢
事業の数字だけでは分からない、経営者の判断があります。株主になるなら何を確認するか、と聞かれたとき、私はお金の使い方を挙げました。
今回の相談
学習塾株主になってもらうなら、
自分の何を見られる?
相談の状況
交際費
役員報酬で得たお金
いま起きていること
株式の一部を譲る提案をした場合の判断軸を聞きたい。
相談したいこと
株主になってほしいとお願いしたら、私のどこを確認されますか。
お金の使い方に、経営の姿勢が表れる。
私が見るのは、交際費と役員報酬の使い方です。誰のために、何を残すためにお金を使っているのか。そこに、その人の経営への向き合い方が出るんですよ。
一緒に歩める経営者か、何で見る?
売上の大きさだけで、関係を決めない
学習塾を運営する経営者から、株式の一部を譲るので株主になってほしいとしたら、何をチェックするかと質問されました。私は、交際費の使い方と、役員報酬で得た個人のお金の使い方を見ると答えました。
出資の一般的な審査項目を示した話ではありません。私がその人と一緒に歩めるかを考えるときの、判断の軸です。
交際費なら、どんな使い方でもいい?
支出の名前より、使った理由を見る
交際費という名前であっても、それが本当に相手との関係を育てるお金なのか。自分の欲望を満たすための支出なのか。項目の名前だけでは分かりません。誰が喜び、その先にどんな関係が生まれるかを聞く。
お金を使った額の大きさよりも、何に向けて使う人なのかを知りたいんです。
交際費
誰との関係を、何のために育てるか
役員報酬で得たお金
個人のお金を、どんな未来へ向けるか

支出の名前より、使った理由を見る
個人のお金の使い方も関係する?
一緒に成長する未来に使えているか
私は、自分だけの欲望へお金が向かっているなら、伸びていく姿を描きにくいと考えています。周りを大切にし、一緒に成長するために使う。そういう判断を続けていれば、支出の中身にも表れます。
自分の会社でも、金額の確認だけで終わらず、誰との未来のために払ったのかを振り返ってみてください。
