インタビュアー上村です。
今回は、岩手県、秋田県、青森県に4店舗、横浜に1店舗を運営するFCオーナーの山本さんにインタビューをしてきました!
北原さんが山本さんについて「もともとDearsのFCオーナーになる人じゃない」と事前におっしゃっていたのですが、Dears加入前はいくつかの事業をやられていた事業家だったそうです。
インタビューでは、山本さんのズバ抜けた行動力のエピソードに驚かされっぱなしでした。
元々優秀な事業家さんであったことは間違いありませんが、FC加入後、家族との関わり方に大きな変化が生まれたというのも印象的でした。
ぜひ、山本さんのスピード感ある行動力や決断力、誰かのために事業を運営される素敵な人柄が、このインタビューを通して皆様に伝われば幸いです。
以前は託児所付き美容室を経営していた
今までの美容室は、子育てしながら働くには難しい環境でした。
サロン内に託児所があったら働きやすいんじゃないかと思い作ってみました。
経営が難しいんです。
託児所側の言い分と美容室側の言い分がぶつかることもあり、トラブルがあるたびにスタッフが辞めてしまいました。
何度か薬がないと寝れなくなる時期がありました。
社員が半分辞めたときには、撤退するべきなのかどうか悩みました。
自分が今まで作っていたものの限界値が見えてしまったんですよね。
今までの全事業を辞めてDearsFC加入へ
そんな時に他の美容師さんから北原さんのことを聞き、調べれば調べるほどDearsには自分が作りたいものの完成形があると思いました。
年末にその話を聞いて、すぐにFacebookのDMで北原さんに連絡しました。
そして、すぐに北原さんに会いにいったんですよ。
雇用から現場業務、技術、一から十まで全てが完璧でした。
自分が同じものを作っても10年では作れないからこそ、DearsFCに加入したいと。
DearsFCに加入すれば人生が変わると確信してたんです。
だから「今までの事業も全部閉めるので、やらせてください」という話を再度させていただきました。
山本さんのDearsFC加入前と加入後の変化
お金はある程度はあったんです。
でも、人間関係のストレスがありました。
人間関係は本当に難しくて。
子どもに「遊んで」と言われても断ってしまったり、奥さんに手伝ってと言われても「仕事をがんばっているんだから」と言い訳して任せきりになってしまったり…
仕事場で何かあれば自分が出ないといけない。
人が辞めてしまう。
解決したと思ったらまた問題が起きてしまう。
当時は本当にいっぱいいっぱいでした。
これが延々と続くのかと思うと、すべて辞めて夫婦2人でやるのが幸せなのかなと何度も考えました。
自分もスタッフもストレスなく働けるようになりました。
スタッフ同士のトラブルもなくなりましたし、集客で頭を悩ますこともなくなりました。
奥さんも元々美容師なのですが、今もDearsのプレーヤーとして活躍してくれています。
以前と比べて働きやすくなったと喜んでますね。
家庭では何か変化はありましたか?
家族と旅行に行ったり、趣味の釣りを楽しむ余裕ができましたね。
時間によってはお迎えも。
奥さんが現場に出てフルで働いているので僕がやります。
山本さん器用なんですね。
今までは日々仕事に追われていたので、心にも時間にも余裕がありませんでした。
でも今はゆとりができたので「この日は休みにしよう」とか「子どもと過ごす時間にしよう」と、過ごし方を選べています。
今はコロナなので無理なんですけど、フィリピンに永住権を取って、英語圏で子どもを育てたいという夢ができました。
これもDearsに入っていなかったら選択できなかった未来だと思います。
子供には、日本だけではなく海外も知ってもらって、選択肢をもたせてあげたいなと。
海外に行ってみて、やっぱり日本がいいってなったら帰ってくることも選べるんです。
日本でも海外でも仕事ができる、生きていく選択肢がある、自由があるんだと。
加入前は子育てに興味がなかったのが、今は海外に行かせて、旅行されて、いいパパになっていますね。
テーマは「子どもの未来を作る」
今は僕が運営するDears全店舗にシングルマザーの方がいて。
その方たちは、人生変わったと話してくれますね。
シングルマザーが働きやすい環境が叶いました。
でも経済的に依存していたので、別れることができなかった。
子どもの未来を作っていくためには、絶対にここを変えなきゃいけないというのが自分の中にはあったんですよね。
このような悪循環の中にいると、その日暮らしになってしまうので、お金を工面することができず、子どもを大学に送れないことも多いですよね。
計算すると、だいたい月30万円あればシングルマザーでも子どもを大学へ行かせることができるんです。
それを逆算して作ったときに、Dearsのモデルがピッタリなんですよね。
僕が子どものときに家が貧しくて、選択肢がなかったのがつらかったんです。
自分がこういう環境で育ちたかったという想いを、今の子どもたちのために実現したいと考えています。
FC加入後の売上げと地方での事業運営について
それが今では、家族と過ごしたり、自由な時間をつくりながら、売上は3倍になりました。
自動化できているので、僕が時間や労力をかけることなく5店舗を運営できています。
関東だと安いと言われるんですけどね。
それでも集客できないわけではないですよ。
それに地方の美容室は雇用環境が整っていないところが多いです。
給料が安かったり、社会保険に入っていない所があったり。
そういった意味では、運営上求人は有利なんです。
逆に良すぎて不安だっておっしゃる方もいるくらいです笑。
事業運営に関しては地方のいい面と、都会のいい面がありますね。
求人は、田舎に比べ雇用環境に力を入れているサロンが多いので、取り合いになりますね。
その中から選んでもらえる魅力が必要だと思います。
逆に、田舎は集客ペースが遅く売上が伸びるまでに時間がかかりますが、求人は取りやすく人が溢れることが多いです。
どっちも良い面があるんですよ。
東北の店舗はゆっくり伸びてくれればいいので、次の神奈川の店舗は攻めていこうと考えています。
山本さんの今後の目標
あとは、自分が想像していなかった未来を体験させてくれた北原さんに、どう恩返しをしたらいいのかを考えています。
岩手や秋田は震災もあったので、困っている漁師さんが知り合いにいるんですよ。
その方たちの力になれないかなと。
これも北原さんに教えてもらったことなんですけど、得ることによって守れる人が増えてくる。
自然と守りたいと思うだけではなくて、自ずとしてあげられることが増えてくるんですよね。
だから、自分がどんな人生を送りたいかをちゃんと考えて、選択肢を広げられる方が増えたらいいなと思います。
まとめ
お話を伺って、最初に北原さんが「山本さんは本来FCをする人ではない」と言っていた理由が理解できました。
自分が今まで作り上げてきた事業を辞め、Dearsを選ぶというスピード感のある行動は、なかなか普通の人にはできないことです。
しかし、その行動力こそ、山本さんがFCで大きく成功されている秘訣であると感じました。
自分のためだけじゃなく、誰かのためにを原動力とされているのもとても印象的でした。
また、DearsFCに加入したことで、スタッフはもちろん、自身の働き方、家族との過ごし方がガラッと変わり、子育てに熱心なお父さんになられたという変化も素敵ですよね。
「人ってそう大きく変わらない」というのはその通りだと思いますが、余裕をもてる環境は周りの人間関係を良くし、別人のように変われる、という例が目の前にあった。
そんな素敵なインタビューでした。
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