学び舎 / 北原孝彦の経営論
お金があるほど、人脈を作れなくなる?知恵と汗を使う余地を残す
資金があると、自分で払って仕事を進められます。その便利さが、人と関わる理由を考える機会まで減らしていないかを見てほしいと思います。
この記事で伝えたいこと
お金を持っても、知恵と汗を手放さない。
自分のお金だけで解決する前に、誰と関われば一緒に良くなるかを考える。お金がないときに使っていた知恵と汗を、持ったあとも手放さないでほしいんです。
自分で払えば、話が早く終わる
メディアを作る、仕事を頼む。自社で費用を払えば、すぐに進められることがあります。でも、誰に関わってもらえるか、相手へ何を返せるかを考える必要がなくなることもある。私は、資金があるからこそ、この考え方を意識してほしいと思っています。お金を節約する話だけでなく、人脈が生まれる仕事の作り方です。
自社だけで負担
自社の都合で完結する
協力して負担
相手へ返す理由が生まれる
費用を分けると、返す相手が生まれる
取引先と一緒に費用を持ち、地域の人に仕事を渡す。すると、自分たちだけの都合では終われません。お金を出してくれた相手がどう良くなるかを考え、役立つ仕事を作り続ける必要があります。共に関わる理由があるから、紹介や次の協力へつながる余地もできる。人との接点を、設計の中へ入れるんです。
知恵と汗を、関係を育てるために使う
資金が足りないときには、自分で会い、考え、お願いして道を作ります。その力を、資金が増えたあとも使ってください。誰となら一緒に価値を作れるか。相手が協力したくなる理由は何か。自分だけで費用を出す前に、一度その問いを置く。私は、仕事を動かす過程そのものが、人との関係を増やす状態を作ってほしいんです。
自社で確かめること
この記事のまとめ
お金だけで解決する前に、誰と一緒に価値を作れるかを考える。
- 自社で費用を払えば早い仕事でも、人と関わる理由を考える機会を残す。
- 費用や役割を分けるときは、協力先へどんな価値を返すかを具体的にする。
- 会い、考え、お願いする知恵と汗を使い、仕事の過程に次の関係を育てる。

