ディアーズ・フランチャイズオーナーたちの非日常的な日常

兵庫県の美容室の経営改善ー期間限定メニューの前に基盤を作りこむ

昨日の静岡から今日は兵庫県伊丹市のサロンにきています。
オーナー様より経営改善のご依頼をいただき、現場トップの店長さんと面談が終わったのが先月。

今月から店長さんと二人でミーティングを行い具体的な改善策を上げて実行。
期待できる変化とそれに至るまでに期日をオーナーに報告。

というような感じで取り組みをしているサロンです。

こちらのサロンの課題は、

  • 店長の売り上げが全体売り上げの80%以上を占めていて売り上げバランスが悪い
  • 続くスタイリストのデビューが遅く改善を見込める様子がない
  • 外部とのミーティングを繰り返しても割引をベースとした企画しか組めていない
  • スタッフ環境の改善(離職が高く2店舗あったのが続く退社で1店舗閉店している)

とありますが、コンパクトにまとめると、売り上げが伸びていく基盤とスタッフが定着していく雇用環境の整備が必要。

いつもと同じように現地に入り、店舗を見せていただき導線確認を行いました。

そのあと、各スタイリストの売り上げ表と、予約表の確認。
ここで見るのは隙間と当日予約の割合とお客様お一人から頂く単価です。

こちらのサロンの向かう先は、

  • 拘束時間を短くしながら売り上げアップ
  • アップした売り上げから利益をとり環境改善へ
    (週休2日~3日・社会保険を含めた福利厚生の充実)

をスタッフへのお給料を増やしつつ、拘束時間を短くしながら行います。
当然離職率も下がります。

結果を”売上の数字・リピート率”の2つと定義して、確実に実績を積みます。
そこでオーナーへの提案を行い必要設備を揃え、サロンワークもシンプル化。

たったそれだけでも、毎日の帰宅が30分~1時間早くなります。
現場のスタッフからしたら1日30分~1時間、早く帰宅できるって、とても重要だと思っているんです。

その為に必要なのは、
やらないことを決め、核となる結果につながる事をシンプルにまとめ取り組む事だと思い、改善しています。

その結果、
「じゃあ○○さんは9月からスタイリストデビューにしましょう^^」と、スタイリストのデビューも当然決まります。

※店長と僕とでスタッフのスタイリストデビューを決めてしまうときの悪い顔している写真です

そのスタイリストデビューの報告を受けたスタッフの様子を動画もいただきました。

動画をみた僕の感想としては、「ごちそうさまでした^^」の一言。
予想を斜めうえいく好反応です。主演女優賞を贈りたい。

いいですね。

店舗の環境を大きく変えようとするときに必要なのは根っこから変える事。

  • どんな思いで経営をするか?
  • その為にどんなサービスをお客様に提供するか?
  • スタッフにどんな環境を用意したいか?

思いを形に変えウリとして確立すること。

お店に変化を加えようとして、季節に合わせた企画に走ってしまうケースもあります。
ですが、本気で経営状況を変えようと思ったときに、企画を起点とした一時的な売り上げは重要ではありません。

それよりもベースを改善し環境を整えながら利益率を良くする事。
もちろん結果としてお客様の喜びをリピート率の向上と定義して進めていきます。

まとめると、下記の事を半年~1年で行う予定です。

  1. お客様の喜びは数字は”リピート率”と定義し向上
  2. オーナーへ提出する数字は”利益率”と定義し向上
  3. スタッフへの目指す未来は1人当たりの”生産性向上”と”売り上げバランスの平均化”
  4. 環境は”社会保険の加入”と”1日の拘束時間を30分~1時間減らす”と”基本給UP”と”週休2日~3日”

課題はありますが、取り組めることから進めていけば無理なくリスクなく進められます。

結果を出すために、今結果につながっていないことをまず辞める。
辞めたことで空いた時間を結果が出ていることにすべてを注ぐ。

現状を改善するのはそんなに難しいことではありません。

行っている事をすべて見直し、結果が出ていない事を一度辞めてその時間を結果と定義した繋がる事にかければいいわけです。


店長さんにも感想をいただきました。
変化を楽しみましょう!

ありがとうございました(#^.^#)

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