ちなみに朝礼や終礼もありません。
社員同士が集まって何か話し合うというイベントは、一切やっていないのです。
こういった話をすると「え?じゃあ全体の話し合いはいつするの?」と驚かれるのですが、
「そもそもそんなものは必要ない」
というのが僕のいつもの回答です。
なぜミーティングが必要ないのでしょうか。
今日はこのあたりについてお話ししたいと思います。
ミーティングでは会社は成長しない
ミーティングをやっている店舗さんに逆に質問したいくらいです。
なんでミーティングやってるんですか?と。
僕も昔勤めていた会社で10年間ミーティングやっていました。
でも「ミーティングでみるみる会社が伸びる」という経験はしたことがありません。
そもそも論として、
- いつでも辞められる
- 普段から行動していない
人に、意見を聞いたところで、残念ながら会社の方針を決定できるような意見は上がってこないんですよね。
さらに、意見を言える人を育ててしまうと、100%独立します。
これ、うまくいけばいくほど壊れていく破綻モデルなんですよね。
ミーティングをして意見を出してもらったところで、使えない意見が掘り起こされるだけで、リソースだけかかり利益にならない。
だから、社員から意見を聞くのってほとんど意味がないです。
同様の理由で、朝礼終礼も意味がないと思ったので、社員が集まって話し合うことはすべてやめました。
その結果、社員はすぐに帰れるようになって、みんなに喜ばれるようになりました。
このあたりの考え方については、様々な意見があると思います。
けれど、社員の成長速度に依存しないようにするためには、経営者がルールを作り、それをベースに仕組みで会社を伸ばす方が、社員にとっても負担が少なく、Win-Winだと思っています。
組織運営の原理原則として、社員には依存してもらわないといけない
従来型のスタイルで会社の業績を伸ばす(=売れる社員を育てる)なら、そもそも依存させないといけないんですよね。
- 自分で考えられて
- 意見が言えて
- 行動ができて
- 成果もあげられて・・・
こんな優秀な社員がいたら、独立しないわけがない(笑)
ここを原理原則で真正面からとらえないと、スケールはしないです。
なぜカリスマ型の超有名サロンが、規模を広げられないのか?
せいぜい10店舗20店舗じゃないですか。
なぜか?
↓
自分でやれるし、やりたいから。
ですよね。
原理原則的に「無理」な型を、力づくでやると疲弊します。
仕組みはトップダウンで落とし込む。役割分担を明確に
そもそも経営陣と現場のスタッフでは明確に役割が違います。
事業の運営方針を決め、そこに対して全責任を取るのが経営陣。
決められた環境の中で労務を提供し、対価をもらうのが現場のスタッフ。
この本質的な役割分担を無視して、経営陣がやるべき仕事を、現場スタッフに担わせようとするから歪みが生じるのです。
経営陣がしっかりサロンの仕組みを作り、ルールを決めていれば、ミーティングや朝礼終礼は必要ありません。
現場のスタッフでカバーする領域と、仕組みでカバーする領域の境界線を見誤らなければ、
そもそも「ミーティングをやるべきかどうか」という議論は出てこないと僕は思っています。
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