この時、事業の主軸となる3大要素
・経営
・マーケティング
・プロダクト
それぞれの役割を担うパートナーが重要というお話は幾度としてきましたね。
専門的な知識や経験を持ち合わせていることは当然として、一緒に事業を行うパートナーに求める条件があります。
パートナーを選ぶ時の考え方として重要な話なので、ぜひ覚えておいてほしいと思います。
相手を間違えると、事業を潰すだけでなく、遺恨を残したり、後味の悪い終え方をする原因になりかねません。
新しい事業に依存する必要がない人
新しい事業を起こす時は、最新の情報、注意、計画性を持って万全の体制で取り組みますが、最終的な判断には少なからず運の要素が絡んできます。
うまくいけば良いですが、うまくいかないことも当然あります。
百発百中の起業家なんていませんから。
この時に
- 目先の利益に惑わされずに撤退できる人
- 一つの事業がダメでも、すぐ別の新しい事業に取り組めるフットワークをもつ人
- 時には一時解散するぐらいの英断が出来る人
でないとパートナーとして一緒に仕事ができません。
- その事業の成功に全てをかけなければいけない人
- ひとつの事業に依存したり、強いこだわりがある人
このような人と組んでしまうと、例え上手くいかない事業や衰退していく事業だったとしても、撤退できないので破滅の道を突き進むことになります。
自分一人でも食べていける力だったり、余剰がある人でないと、事業を共にすることはできません。
自分に持っていないものを多く持ち、専門領域が被らない人
ポジションが被ると衝突が起こる原因になるので、同じポジションの人間は不要です。
例えば、最終判断をする経営者は同じ会社に2人も要りません。
僕は以前勤めていたサロンで幹部にしていただいたので、少しでも会社の戦力になるように経営を勉強するにようになりました。
次第に社長の決めた判断に意見するようになり、最終的には会社の舵を切るハンドルが二つあるような状態になってしまい、会社がバラバラになりかけてしまいました。
なので、得手不得手が被らない、そんなパートナーと組むのが望ましいですね。
各々が担当する業務を確実に遂行でき、任せることができる、口を出さないで済むことが大切です。
これ、なかなか理解できてる人少ないんですよね。
自分は理解してても、相手が理解してないと揉める原因になるので、共通認識としましょう。
時間軸が同じ人
これは事業の作り込みに対しての認識が同じ人ということです。
例えば、
事業の組み立てから流通、最終的に自動化して手を放して良い状態。
これを達成する期間を「〇ヶ月で総て終わる」と共通の物差しで測れる人ですね。
片方は3か月で終わる、もう片方は1年かかる、このような時間軸の違いが起きると、事業がスムーズに進みません。
お互いの事業に対する行動力やスピード感が合ってない状態ですね。
しかも自身の社員ではなく、パートナーなので自分の速度に合わせる様に強制はできませんし、強制すると歪が生じて衝突が起こります。
お互いの空いた時間に事業を作りこむ中で、
- 80%の力を使って事業をしていくのか?
- 20%の力を注いでいくのか?
事前に認識しておかなくてはいけません。
そうしないと、一か月前の案件なのに何も進んでいない。
だけど、相手のカテゴリーには意見しないし出来ない、というストレスがかかる状況に陥ってしまいます。
お互いを監視せずに事業を進めて行ける、時間軸が合う人を選ぶことが大切です。
ぽっと出会った人と事業を一緒にやらない
よく食事会や懇親会の中で、プロダクトや案件を持っているセールスマン同士が「いつか一緒にやりたいですね!」という話になることがあると思います。
社交辞令であればまだ良いのですが、その場のノリと勢いで事業を始めてしまうと、事故やトラブルに会う可能性が高くなります。
ですので、僕はお互いをよく知らない間柄のうちは、どんなに話が合っても事業を共にすることはありません。
あまりに相手を知らな過ぎるし、認識にズレがあったとき、そこまでにかけたリソースが全て無駄になってしまいます。
貴重なリソースを投下するので、簡単に始められるようなことじゃないんですよね。
なので、僕なら大きい企画を行う前にまず、小さな企画からお試しでスタートします。
まずは共に発表する勉強会や、何か単発で終わる企画を一緒に行い、もしそれが上手くいったのであれば、また一緒に企画しましょうという形で積み重ねていきます。
そして最終的に一緒に事業をやりましょう、と。
僕はこの積み重ねが重要と考えていて、この期間でお互いの考えや方向性をすり合わせていきます。
今僕と事業を共にしているメンバーは、多くの時間を共有してからスタートさせているので、意見の衝突などで揉めることはまずありません。
信頼関係を築き、お互いが認め合い、それぞれの得手不得手だけでなく
- 何に苦手意識を感じているか?
- 何をやりたくないか?
というところまで判っています。
なので苦手意識を持っている分野に対して、相手に強い圧力をかけることは無いですし、苦手なことに関しては、得意な物に集中してくださいと伝えてあげられます。
これがお互いのことを良く知らないまま事業をスタートすると、後から知ることになるので、思ってたのと違うとなり、意見の衝突や不満などを招きます。
せっかく事業を共にするのですから、良い関係を築き維持したいものですね。
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